進化なのかそれとも退化なのか?
2021.08.29
子供の頃は、野山を駆け回ったり、木登りしたり、どんな複雑なアスレチックもスイスイこなす、野生的な人間だったのですが、いつの頃からか、身体を動かす活動をしないで部屋に籠って本を読んだり、映画やドラマを観てばかりいるような人間になっていました。
私自身の本質はアルプスの少女ハイジのような性質の人間なのですが、ロッテンマイヤーさんのような価値観を持った大人達の中で生きなくてはいけなかったため、時間の経過と共に、本質の自分ではない人間性に変化していったように思います。
学生の頃は、学校帰りにレンタルビデオ屋さんに寄って観たい映画をレンタルし、帰宅後観賞することが何よりの楽しみの一つでした。当時はハリウッド映画に夢中になっていて、今のようにインターネットがない時代でしたので、アメリカから映画雑誌を取り寄せて、日本で出回っていない情報を入手していたほど、かなりのめり込んでいました。
底抜けに明るいアメリカ人や日本とは違うアメリカの生活習慣に触れることで、自分の抱えていた苦しみからの現実逃避をしていたのかもしれません。
会社勤めをしていた頃は、仕事帰りに真っ直ぐ家に帰らず、映画館に寄って、閉館までずっと映画を観続けたりもしていました。私が二十代の頃は、今とは違って、映画館の入場券を購入すれば、何時間でも映画を観続けても良いシステムでした。あの頃がふと懐かしく感じます。
時代が変わり、パソコンやスマホがあれば、月々の会費を支払うことで、映画やドラマを観れたり、電子書籍が読み放題のサービスまで充実していて、本当に便利になりました。
パソコンやスマホの人間の脳や目に与える悪影響を懸念しながらも、今ではインターネット配信のドラマを観たり、書籍を読んだりが日課になってしまっています。
こうやって時代と共に、人間の生活習慣が変わり、生活習慣が変わることで、長い歳月をかけて、人間の身体も変化していくのだと思います。それが良いことなのか、悪いことなのかは、時が経たないと分からないことです。
いつの時代もどこの国でも、疫病や飢饉の試練に人類は繰り返し直面し乗り越えてきました。
今人類が直面している試練も必ず良い形で解決していくと信じています。
ただ、自然由来ではない薬品の繰り返しの投与によって、人間の免疫システムが完全に破壊され、従来の人間ではない存在に変化させられていくことを、とても恐怖に感じてしまいます。
人間の身体は、小宇宙にたとえられています。
人間の身体は、地水火風に表される四大元素によって構成されており、身体は単なる物質的なものではなく、精妙な神の性質を持った一つの生命体として機能しています。
時に人は不完全であるという考えを抱きますが、全ての人々の中には神の光が存在します。
全ての人が神の息吹と叡智を携えて生まれてきています。
困難な状況にある時、その光を思い出し、それを道具として使うことができます。
もし心からそのことを信じることができたなら、どんな奇跡でも巻き起こすことができるのです。
日々不安と恐怖を煽られ、心と体が蝕まれていますが、この世に生きる一人一人の「信じる力」を使って、奇跡を呼び起こしていきましょう。