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夢を叶える珠理(アカリ)の「未来へのあかり」

正月事始め

2021.12.13

京都祇園では、毎年12月13日に行われます、事始めの本日。

我が家は、義母も母も元姑も日本舞踊の師範でしたので、身近ながらも華やかに慣れ親しんだ、師走恒例の御挨拶行事でした。

私は、和装着付は看板を頂いていますので、留袖、振袖、花嫁、舞妓、芸者までは着付ける事が出来ますが、残念ながら日本舞踊は小さい頃に基礎を御稽古しただけですので、御師匠様宅を訪問して御挨拶する事は経験しておりません。

しかし、背筋を正して勢揃いする、凛とした日舞師範の皆々様を、物心付いた頃から尊敬と憧れの眼差しで見詰めておりました。

自分自身、その様な環境に生まれ育った御陰で、贅沢にも与えて頂いた着物や帯にきちんと向き合う意識に育ち、大人になってからは娘も授かりましたので、ゆくゆくは自分の手で振袖を着せてやりたい、と考えました。

幸いにも、腕の良い恩師に巡り会えまして、成人式よりも早く、十三詣りには我が子に振袖を着せる事が出来ました。

まだ認知症を患う前の義母は、孫達に御宮参りから七五三から、全ての着物を誂えてくれました。

紋付袴も、着物も帯も、友禅作家さんや染物屋さんに直接依頼して、家紋は勿論の事、柄や模様もオーダーしてくれていました。

大正生まれの女性でも、自分の力で仕事を極め、身を立てていた義母は大変に愛情深く、今思えば最大に贅沢な御祝いを繰り返してくれていました。

今は百歳も近いので、殆どの事を忘れてしまいましたが、見た目は綺麗なままです。有難い事に、人相も穏やかです。

義母は子供の頃から厳しい御稽古の毎日で、親や御師匠様から、

「いつも同じでいなさい。暑くても寒くても、文句を言ってはいけません」

と、躾けられたそうです。

確かに、舞妓さんや芸者さんを見ると、真夏であろうと真冬であろうと、暑いの寒いのと愚痴っている姿は想像出来ませんよね!

日本古来の美徳の1つ、厳寒の空の下、正装で師を敬う御挨拶行事である事始めたる、今日この日。

実り豊かで素敵な1日を過ごし下さいませ!珠理(アカリ)も楽しんで参りますね!☆☆☆☆☆


珠理(アカリ)

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