魚座木星期に寄せて~この世は不思議で溢れている
2022.03.12
『深海』は地球最後のフロンティア(未開拓の領域)
宇宙よりも辿り着くのが難しいと言われている領域です。
『深海』について思いを馳せると、人類が見たことのない「未知の生物」や「未知の世界」があるかもしれないという空想を掻き立ててくれます。
12星座の最後に位置する星座『魚座』は、果てしなく底が見えない深い深い海、『深海』を連想させる神秘性が強い星座。
スピリチュアルや芸術の分野に大きく貢献してくれる星座でもあります。
----------------------
今年2022年は『魚座』にとって守護星である『海王星』と『木星』が滞在しており、魚座の持つパワーが全開する年になります。
『海王星』は世界の境界線を溶かし私たちに夢や希望をもたらします。
『木星』は物事を進展させ拡張する力を持っています。
これまで閉ざされていたスピリチュアルの分野の扉が大きく開き、これまで解明されてこなかった目に見えない領域の分野への関心や知識が広がっていかれるのではないでしょうか。
化学の分野にも新しい風が吹き込まれます。
これまで不可能とされていたことが可能になり、人類にとって大きな希望となる発明が次々発表されていかれることも予想されます。
ゆっくり時間をかけて移動する『海王星』がホームグランドである魚座に帰郷できたのは165年ぶり。
『海王星』『木星』『魚座』が一緒に滞在する時代はとても稀なことであり、生まれ変わっても必ず体験できるわけではない貴重な時間でもあります。
ある意味、今この時代に生きているということが、奇跡であり、不思議体験といっても過言ではないかもしれません。
1980年代頃は、ある種のオカルトブームで科学では証明できない心霊現象や超能力を扱ったテレビ番組がよく放送されていました。
当時、優れた霊能力者として、宜保愛子さんを思い出される方は多いと思います。
いつの時代も視聴率を上げるためだったら人が傷つこうがお構いなしで、社会が作ったオカルトブームの寵児として宜保さんを持ち上げながら、強烈に批判をする物理学者の教授を持ち出し、徹底的に難しい理論でやり込める構図を演出したりなど、世の中の残酷性を目の当たりにした記憶があります。
ですが宜保さんは、ご自分の能力を誇示せず、批判する人に反撃もせず、自分の持つ能力を科学的に証明してほしいと、積極的に科学者の研究に協力されており、視聴者に大切なことを教えてくれた貴重な存在であったと思います。
宜保さんがお亡くなりになった時、宜保さんの能力を散々批判していた教授も、
「霊能力を批判していたのであって宜保さんの人柄を批判したことはない」
と話していましたが、もしかしたら、宜保さんの人柄が頑固な教授の心にも何か大切なメッセージを残されたのではないかと思います。
唯物論を信望する人にとっては、科学で証明できないことに対して懐疑的になり、心霊現象など目に見えないスピリチュアルな分野を徹底的に否定する意見を抱くことは仕方のないことです。
でも、『深海』と同じように、この世にはまだまだ人間が発見(証明)できていない、未知の世界があることを人類は認めていく必要があり、未知の領域への研究こそが、人類が抱えている問題を解決していく鍵になると私は考えます。
40年後の2043年からスタートする、『魚座冥王星時代』には心霊現象や目に見えないスピリチュアル的な分野への解明や理解が深まり、医学の分野にも活かされていくと思います。
実際に透視能力やテレパシー、超能力などといった力を当たり前に使える人が増えていかれると思います。