プチ占い講座
2022.06.24
今日はプチ占い講座を。
しばしの間おつきあいくださいね。
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占いは、大きく分けると3つに分類されます。
1つ目は「命占(めいせん)」。
生年月日等で占う、持って生まれた宿命(変えられない、変えにくいもの)を見るための占いです。
星占いや数秘術、四柱推命がこのジャンルです。
2つ目は「卜占(ぼくせん)」。
当たるも八卦、当たらぬも八卦という言葉で知られる易やタロットカードなどです。
流動的なものや短期的なもの等、変化していくものを見るための占いです。
そして3つ目は「相占(そうせん)」。
手相や顔相、家相など、そのものの状態を見るための占いです。
多くの鑑定士は上記の3つやその他のもの(霊感等)を必要に応じて組み合わせ、ご相談内容の解決にあたります。
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・・と、前置きはこのくらいにして、
今回は私が使用している占術の1つ、「算命学」についてお話しようと思います。
「命の計算をする学問」と書く算命学は、1つ目の命占(めいせん)に分類されます。
中国で発祥した干支暦をもとに人の宿命と運勢を占う運勢学の一流派です。
起源は今から四千年ほど前のことであるといわれています。
その後一子相伝の学問として各王朝に受けつがれ、さらに多くの人々が推考を重ね、今に至ります。
また実に様々な東洋の占い(四柱推命、奇門遁甲等)がこの学問から枝分かれしています。
こういったことから、算命学は東洋占術の生みの親のような存在であると言えるかもしれません。
本来なら我々が知るすべのなかった一子相伝の占術を、現在用いることができるのはなぜでしょうか?
実は、歴史上の動乱期に我らの国へ算命学がもたらされた(流出した)ことによります。
様々な偶然(ある意味の必然)や人々の努力のおかげで繋がってきたこの宝に感謝です。
私がいち、算命学者として感じることは、非常に無情な学問であるということ。
答えは常にそこに提示されています。
読み取るどうかはこちら次第。
いずれにせよ算命学に携わるものとして恥じぬよう、
みなさまのお役に立てるよう、
日々研鑽を続け、わが身を律して鑑定に臨んでいます。
長々とお話ししてきましたが、みなさんが眠ってしまう前に、この辺で。(笑)
朱織