Spiritual Emergency
2023.06.17
『スピリチュアル エマージェンシー』とは、修行や瞑想を深めた後やシャーマンが召命を受けた時などに生じる特殊な心理状態を表現した言葉です。
人がより大きな存在へと成長を遂げるためにやってくる『魂の危機』とも解釈されています。
仏教では修行中に現れる「魔境」、「禅病」とも言われています。
仏や神、悪魔のような存在の姿が見えたり、声が聞こえたり、幽体離脱や透視能力が顕現し、これまでの3次元的現実感が崩れ、生活に支障を来す場合があります。
幻覚妄想が著しく、常軌を逸しての異常行動を伴った場合、精神的な病気として扱われたり、適切なサポートが受けられなかった場合、当事者は大きな苦しみを背負うこととなります。
心理学者のユングもスピリチュアルエマージェンシーを体験されたというエピソードがあります。
統合失調症のような症状に悩まされたユングは、その症状から意識を反らす為に、毎日、木を切り倒したり、石を運んで積み上げるといった作業を繰り返し行っていたそうです。
また、家や搭のようなオブジェを作り続け、平常心を回復していかれたようです。
内面が混乱している時こそ、スポーツや創作物を作ったりなど、手足を動かす、肉体的な活動を積極的に行うことが必要のようです。
2023年の『宇宙元旦』(春分)以降、一つの時代の終焉に向けて、エネルギーシフトが加速されています。
エネルギーがシフトし、アセンションした先は、これまでの3次元の世界とは違って、「愛」と「喜び」と「調和」の世界が実現されていくのですが、目的地に辿り着くプロセスは厳しいものがあります。
2023年と2024年は、浄化(崩壊)と上昇(再生)を繰り返しながら、地球レベル、国レベル、個人レベルで、決壊・淘汰が加速されていきます。
しっかりと大地に足を着け、ニュートラルな意識を保つことが開運の鍵になります。
人類が初めて体験する新時代に向けてのプロセスを、おもいっきり味わい、楽しみながら乗り越えていきましよう。