二十代の頃から「時間の経つのは速い」が口癖ではありましたが、この数年は以前にも増して時間が過ぎるのが速くなっているように感じます。

2023年も残りわずかですが、ついこの間2022年の大晦日を過ごしたような感覚で、一体この一年私は何をやっていたのだろうという心境です。


この数年の間、有名人の方の訃報が立て続けに報道されていますね。

実は今年に入り、私の同世代の友人や知人が立て続けに地球を旅立っていってしまいました。

ついこの間まで元気だった方の突然の訃報の連絡が入る度に、あまりのショックで、正直な所どうやって心を保っていったらよいか分からず、翻弄してしまっています。


改めて「命の儚さ」を思い知らされた一年でした。

同時に、「命の尊さ」に気付かせて頂いた一年でもありました。


『赤毛のアン』の作者L.M.モンゴメリは、『赤毛のアン』を執筆する上で、アンが「自己犠牲」について学ぶために、アンの育ての親であり、アンの一番の理解者である『マシュー』の死は、避けられなかった場面であったと述べられています。

苦労続きだったアンが、これから幸せになれると思った矢先の突然の不幸は、アンの人生を大きく変える出来事となりました。

マシューの死を境に、物語は、大きく方向転換していく流れになります。


人生は時に残酷で、受け入れ難い出来事と直面することがあります。

天からも見捨てられた心境に陥り、自暴自棄になってしまうこともあります。

何故このような苦しみと直面しなくてはいけないのか？

一体何の罰なのか？

神も仏も信じられなくなり、強い虚無感に襲われたりもします。


その時理由がが分からなくても、張り裂けそうな心に耐え、泣きわめきながらでも生き抜いた先で、直面していた出来事の意味や自分が生まれてきたことの意味が分かるはずです。


今、当たり前にこの地球に生ているように感じますが、自分という人間が地球に生まれて生ているということは、本当は奇跡的なことで、人生そのものが、様々な奇跡の積み重ねの連続であります。


年末年始の星の配置は、天がどれほど人類を愛してくださっているのかが伝わってくるほどの、幸運がもたらされる星の配置になっています。


暦の上では、2024年は1月1日の元旦から、「一粒万倍日」「天赦日」「天恩日」が重なる60年に1度の最強開運日となっています。


新年が皆様にとって思い出深い素晴らしい年となりますように、心から祈っております。



2023年もたくさんのご厚情を頂きまして本当に有り難うございました。
心からお礼申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。