四柱推命とは!
2024.03.09
春は気分屋で、日々の寒暖差が恨めしくもありますne.
草花の様子を観察していますと、確実に春本番はそこまできているようです。
待ち遠しいですね!
さて、今回は「四柱推命」について少しお話したいと思います。
私の占術の基本でもあります四柱推命の発生は、
西歴600~900年ころ、
中国で発生したとされております。
陰陽五行説を基に、十の干=、十二の支=を組み合わせていく占術です。
日本へ伝わったのは、仏教伝来ころとも平安時代とも言われ、はっきりとはしていません.
ただ、かなり古い時代に伝わってきていました。
江戸時代には「天下を乱すことになるかも知れない」という恐れから、
一般の人には禁止されたのです。
そして、身分の高い人々の間でのみ広がっていきました。
そんな中、明治時代になり、
松本義亮という人が、推命学の原書である「淵海子平」を研究し、
「四柱推命」と命名し広めたのです。
生年月日時間から、
生まれた年―年柱、生まれた月―月柱、生まれた日―日柱、生まれた時間―時柱とし、
四つの柱から、過去・現在・未来、
自身のことや、社会性、家庭での姿、子供のことなど、
運命を推命していきます。
四柱推命ではバランスを大切にします。
星のバランスは中庸が吉とされ、偏りがあることを凶とします。
しかし、昭和~平成~令和と時代は移り、
集団の中での個人というより、
個人の力を発揮出来る世の中になりつつあります。
個性が重んじられる時代ですから、
中庸であっても万全に幸せになるとは限らず、
偏りがあっても不幸が押し寄せるとも限りません。
バランスが整っている命式より、
個性的な命式の方が、生き抜くための強さを、発揮できる場合もあります。
もちろん、
バランスのよい中庸な命式の方も、強さを発揮できます!
どの方向に向けば、能力を生かせるか、
足りないところをカバーできるか、
世相と共に、命式全体から鑑定していきます。
子供さんの運勢の傾向を少し早い目に把握され、
進路や職業の選択などのときに参考にして頂くと、
迷いが少し減るかと思います。
四柱推命はまだまだ新たな発見や解釈が生まれています。
私も新説を探し学びの途におりますが、
止めようと思ったことはなく、
事故や事件のある度に、
萬年歴を持って走っているのです。
これかも新説にご期待あれ!