Feel Seen
2024.07.27
私の祖母は、生前橋田壽賀子さんの『渡る世間は鬼ばかり』のドラマがとても好きでした。
誰にも分かってもらえない心の苦しみが、ドラマの登場人物を通して語られる事で、心を慰められていたようです。
時が経ち、年齢を重ねた私自身もこのドラマにすっかりはまってしまい、インターネットで配信されている『渡る世間は鬼ばかり』を第1シリーズから順番に視聴しています。
橋田さんは、新聞の記事を読みながらドラマのシナリオを考えておられたというエピソードを聞いたことがありますが、ドラマを観ながら、その時代に起きていた社会問題などを改めて思い出すことができます。
第1シリーズでは日本がバブル絶頂期で豊かな時代が描かれていますが、第2シリーズでは一転して、バブルが崩壊し、そのことによって人生を大きく狂わされてしまった人物の悲劇も描かれています。
法律の矛盾も描かれており、橋田さんは、登場人物の人生を通して政治を司っている人たちに訴えてくれているようにも感じました。
1990年〜2017年の歳月を通して、登場人物がそれぞれ形は違いながらも、様々な試練に直面し、挫折したり苦しんだりしながら、それを乗り越え成長していく過程が描かれており、とても大切なことに気付かされた心境になりました。
「幸せは成るのではなく、気付くこと」と話しておられた方がいました。
私たち人間が決して避けることができないことは、「自分がしたことは必ず自分に返ってくる」というカルマの法則です。
「カルマ」も気付く事で解消されると言われています。
人生において直面する出来事には必ず意味があります。
どんな出来事も決して無駄なことはなく、その出来事を通してカルマが清算されていたり、大きな学びを取得していたりします。
魂の乗り物である肉体がこの地球に誕生した時、各惑星の位置と距離の影響を受けます。
それが「運命」です。
自分が乗りたい「運命」に合わせて、生まれて来る日を選ぶのだそうです。
「陰陽五行」は肉体の性質に影響を与えます。
「水」「金」「土」「火」「木」の5種類のエレメントは、それぞれの組み合わせによって得意なことや苦手なことを左右します。
現代のアメリカの慣用句に「feel seen」という表現があります。
これは、自分を見透かされていると感じるほどに、「心から共感する」という意味を持ちます。
私自身、子供の頃から共感力が強過ぎて、この体質(エンパス体質)を上手くコントロールすることができないでいた時は、多重人格のようになっていて、誤解を招いたり、自分で自分が分からなくなることがありました。
この数年を通して、自分の性質や能力をコントロールできるように体質改善を図り、鑑定をさせていただく時はスピーディーに、ミスをしないように正確にご質問の回答ができるように努力してきました。
詳しい説明はされなくても、お聞きになりたいことのご質問をお伝えいただくだけで大丈夫です。
お客さまの方では、鑑定結果を聞いた時に生じた、初めに感じた感覚を大切にされてください。
全ての正解は自分の魂が一番よく知っています。
少しでも違和感を感じた時は、回答が間違っていることがあります。
鑑定を受けた後に生じる感情を大切に、占いを上手に人生に活かして頂けましたら幸いです。
ご縁をいただきましたお客さまの幸せを心から祈っております。
いつも本当にありがとうございます。