イメージを形にできるよろこび
2025.08.05

2年前の冬。
「自分でも素敵なものを形にしてみたい」と思い立ち、編み物を始めました。
YouTubeを見ながら選んだのは、バラモチーフのブランケット。
今思えば、初心者にはかなりハードルの高い作品でした。
時間を見つけて少しずつ進めましたが、うまくいかずに編んではほどくの繰り返し…
そうしているうちに、気が付けば春になっていました。
ブランケットを仕上げたい気持ちはあったものの、すぐに使えないこともあり、一度気持ちを切り替えることに。
巾着やカバンなど、小物作りに挑戦しました。
いくつか編んでいくうちに、手が慣れてきて、少しずつ上達を実感しはじめました。
そして再び寒さが戻るころ…
あのバラのブランケットに挑戦し直しました。
今度は前よりもスムーズに針が動き、ついに1年越しで完成!
その達成感は、何にも代えがたいものでした。
もともと得意ではなかった編み物も、
この経験を通じて家族のリクエストに応えられるまでになったのです!
「これ作れる?」と聞かれるたびに頭の中でイメージを膨らませ、それを形にしていく楽しさを味わっています。
そして、出来上がった作品を手にした家族が喜んでくれる姿を見ると、挑戦してきて良かったと心から思います。
振り返ってみると、編み物はただの趣味ではありませんでした。
思い描いたイメージを形にしていく過程そのものが、自分を成長させてくれる大切な時間。
これからも一つひとつの作品を通じて、自分自身を育てていきたいと思います。
思い描いたことを一つ形にすると、次の一歩も自然に見えてくるものですね。