AIの時代に感じた“人の手”の奇跡
2025.10.06

こんにちは。アイカです。
最近はAI技術の進化が目覚ましいですね。
AIが作り出す画像や音楽も、人の手を介さずに完成する時代。
その技術の発展には、本当に驚かされますし、素晴らしいと思います。
けれど、そんな時代だからこそ――
私はあらためて「職人」と呼ばれる方々のすごさを感じています。
先日、伊勢神宮を訪れました。
ご存じの方も多いと思いますが、伊勢神宮では20年に一度「式年遷宮」という儀式が行われます。
社殿や神具を新しく造り替えることで、「常若(とこわか)」――
“永遠に若く、永遠に続く”という思想を体現しているのだそうです。
その歴史は、なんと1300年以上。
壮大な社殿の建築が、現代のような機械もない時代から、職人たちの手と知恵によって受け継がれ、今に至っているのです。
そのことを思うと、胸の奥が熱くなりました。
人の手によって生み出されるものには、「魂」が宿る――
そんな言葉を聞いたことがありますが、まさにその通りだと思います。
伊勢神宮だけでなく、世界中に存在する数々の建築物や芸術品。
どれも人間の眼と手、そして心が一体となって作り上げられた奇跡の結晶です。
AIがどれほど進化しても、
人の想い・祈り・手のぬくもり――
それは決して再現できない“本物の力”なのだと思います。
技術が進化する今の時代に生きる私たちも、
何かを創り出すときに「心を込める」ことを忘れなければ、
それはきっと誰かの心に届くはずです。
そんな気づきを与えてくれた伊勢の旅に、感謝しています。




