2026年丙午の年
2026.02.01

私が専門としている占術の「四柱推命」は、
「陰陽五行思想」という考え方をもとにしています。
これは、
・十干(じっかん)という10の流れ
・十二支(じゅうにし)という12の巡り
この二つを組み合わせて暦を作り、
そこから生まれる星の働きを読み取り、
さまざまなことを占っていく方法です。
その始まりは、今から3000年以上前、
紀元前13世紀ごろの古代中国・殷(いん)王朝までさかのぼります。
当時は、干支を使って日付を決めたり、
王の運勢を占うためにも使われていました。
その後、5世紀ごろには日本にも伝わり、
古い遺跡から見つかる鉄剣や木簡、
また正倉院に残る奈良時代の品々にも、
干支が使われていた形跡を見ることができます。
干支の組み合わせは、60年で一巡します。
今年の干支である「丙午(ひのえうま)」が前に巡ってきたのは、
1966年でした。
当時は、「丙午の年に生まれた女性は気性が激しい」
といった、根拠のない迷信を信じる人も多く、
その影響で出生率が25%も下がったと言われています。
しかし、四柱推命では
生まれた年ではなく、生まれた日をもとに星を出します。
そのため、そういった心配はまったく必要ありません。
では、「丙午」とはどんな意味を持つのでしょうか。
「丙」も「午」も、五行では「火」を表します。
つまり、「火」のエネルギーが重なる年です。
そのため、華やかで活発、
勢いがあり、新しいことに挑戦しやすい年になります。
人との交流も増え、
物事がスピーディーに進みやすいでしょう。
ただし、エネルギーが強すぎると、
ブレーキがきかなくなることもあります。
感情的になりやすく、
人との衝突やトラブルに発展することもあるでしょう。
強く燃えた火は、
いずれ落ち着かせる必要があります。
世の中の流れに振り回されず、
一人ひとりが冷静さを保ち、
引き際を考えることが、
「火」の年を無事に過ごすポイントです。
ラッキーカラーは、
火を表す赤は強すぎるため、
バランスを取る青や黄色がおすすめです。
また、今年の九星気学でも、
「火」を表す場所に「五黄殺(ごおうさつ)」が重なり、
火の災いに注意が必要な年とされています。
火事などには、特に気をつけましょう。
家の中に使っていない物をため込むと、
気の流れが悪くなります。
不要な物は早めに処分し、
流れを整えることが大切です。
「丙午」年の開運法のひとつとして、
馬(うま)の置物を玄関に置くのもおすすめです。
玄関から入ってくる悪い気を防ぎ、
家の中を守ってくれます。
また、馬のモチーフの物を身につけたり、
神馬のいる神社にお参りするのも、
運気アップにつながります。
「火」は芸能や芸術とも関係が深い要素です。
芸能関係の仕事をしている方や、
これから目指している方は、
今年の運気を積極的に活かしていきましょう。
最後に、ひとつ注意点です。
「午」は、飽きっぽく、後始末が苦手と言われています。
最初は順調でも、
途中で投げ出してしまわないように気をつけましょう。
人間関係でも、中途半端な対応にならないよう、
最後まで誠実に向き合うことが大切です。
「丙午」年は、大きく飛躍できる年です。
元気で明るく、力強い一年を歩んでいきましょう。




