見守ってくれるのは見えない存在
2016.05.18
今日は鑑定した時に、
心が暖かくなったお話しをさせていただきたいと思います。
依頼主様はとってもお仕事に頑張っておられる女性の方でした。
その方がある日、
疲れてお家に帰った時にその不思議出来事は起きたそうです。
部屋にたどり着いた途端、あまりに疲れ切っていた依頼主様は、
崩れるようにベットに倒れ込んだそうです。
『あぁ、このまま寝てはダメだ・・・せめて電気を消さないと・・・』
と薄れゆく意識の中で思っていた時、
ふと、目線の先を白いスカートのようなものをはいた人影が通りすぎ、
電気を消してくれたそうです。
ご依頼主様はきっとお母さんが消してくれたんだと安心し、
そのまま眠りについたそうです。
その翌日、お母様に夕べの電気のお礼を伝えると、
返ってきた言葉は意外なものでした。
「あなたの部屋に行ってないし、電気も消してないよ」と・・・。
ご依頼主さまは、不思議と『怖い』とは思わなかったものの、
ただ少し気になって私の所に連絡をくださいました。
依頼を受け、私が意識を集中させていくと、
大変優しそうな老婆の姿が浮かんできました。
その特徴をお伝えしたところ、
『それ、間違いなく亡くなったおばあちゃんです』と、ご依頼主様。
おそらくご依頼主様が見たのは、お祖母様の白い着物の裾だったのでしょう。
大切なお孫さんを心配し、少しだけお手伝いをしてくれたのでしょうね。