心がつながる場所──アフリカを愛した先生からの学び
2025.10.02

こんにちは、クリスです。
学生時代、私の人生に大きな影響を与えてくれた、ひとりの先生がいました。
彼女は大のアフリカ好きで、長期休暇が取れるたびに現地を訪れ、
子どもたちと交流を続けていた、とてもアクティブで情熱的な女性です。
明るく、謙虚で、いつも周りに感謝の言葉を忘れない人。
そして何より印象的だったのは、
「言葉がわからなくても、気持ちは通じるから!」
と、笑顔で語っていた姿でした。
民族ごとに言葉が違うアフリカの地で、
彼女はその“心で通じ合う”ということを、実際に体験し、実践していたのです。
その先生が授業の合間に話してくれるアフリカのエピソードは、
まるで遠い国の風を感じるような、ご褒美のような時間でした。
あの頃の私は、まだ世界を狭くしか見られなかったけれど、
先生のお話を通して、
「知らない世界を知ることの喜び」
「違う価値観を尊重する豊かさ」
を、自然に教わっていたのだと思います。
そして今になって思うのです。
あの先生の言葉や笑顔は、私の中に小さな光として残り、
人と人との“魂のつながり”を信じるきっかけになったのだと。
目に見えるものだけではなく、
心で感じることを大切に生きたい——
そう思わせてくれた、かけがえのない出会いでした。
今日も、あの先生のように誰かの心に小さな光を灯せるよう、
感謝の気持ちを込めて過ごしています。




