易
易(えき)占い
エスペラント受付スタッフの石島です。
「昔の街角の占い師さん」というとシャカシャカと何本もの細い竹棒を混ぜて占っている様子をイメージします。昭和丸出しですね。(笑)
あの占いは筮竹(ぜいちく)といって易(えき)占いの一種になります。
易(えき)は中国から伝わり占術でもあり、学問の一つでもあります。
とても奥義が深く、複雑なので易経のできる占い師さんはとっても貴重な存在なんですよ。易は筮竹だけでなく、不思議な形のサイコロ、そして簡略化するとコインを用いて占うこともできます。易占いはこれらの道具を使い、未来の変貌について細かく読み取っていくことができます。
未来予知についての答えを出し、特にどちらかの選択をしないといけない時には
とても答えをハッキリと出してくれます。
AとB、どちらがいいか?進めたほうがいいのか、待った方がいいのか?
人生には多くの道がありその分かれ道の度に選択していかなければなりません。
どちらを選択すればいいのか迷った時には易で鑑定してもらうのもオススメです。選んだ道のタイミングや時期も含めて細かな答えを示してくれますよ。
易
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉を聞いたことありませんか?
.占いは当たることも当たらないこともあるのだから、
あまり結果を気にしすぎてはいけないという意味の言葉ですが、この
「八卦(はっけ)」という言葉、実は占いの「易(えき)」からきています。
日暮れに街の片隅で、ほのかな明かりに小さなテーブル・・・
長い棒のようなものをジャリジャリとこすり合わせ占っている・・・
昔のマンガにでてくる風景ですが(笑)、この長い棒のようなものを使って
占うものが「易」です!※年齢がわかってしまいそう・・・(汗)
易占いをする人のことを易者と呼ぶのですが、「八卦見」とも呼び方もありました。この八卦とは何かというと、
天、沢、火、雷、風、水、山、地
古代の中国人は自然と人生を支配するものが、この八つの要素だと考えました。
そして、この八つの要素に、しばらくしてから、文字と記号があてはめました。
これが八卦であり、易の基本要素となっています。この八卦×八卦で
64卦に分け、この64卦から読み解っていきます。この 「八卦×八卦」から
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉がきています。
易占いをするための道具はいろいろありますが、易の
「この世は陰と陽で成り立っている」という考え方からすべて陰と陽を組み合わせて作られています。道具によって出た結果を、易経という思想書と引き合わせながらあらゆることを読み解く占術です。
学問的要素もあり、とても難しい占術なので易を自在に操るまでには、
おそらく10年くらいの修練が必要とも言われています。
2つの道のどちらを選択するべきかという問いにとても向いているので、
決断に迫られたときや是非を問われたとき、現在の状況や、
状態をハッキリさせ方向性を決めたい時などにオススメです。
最近では、この易とタロットを組み合わせた
「易タロット(=イーチンタロット)」というものもあります。
とても奥が深い占いですし、的中率が抜群なことから、古代中国では
「一子相伝」として軍師の人が使っていたという話もあります。
易占いについて
占いとしての易の基本思想は、
「偶然の中に必然を見つける」ということです。易占いの結果を卦(か)と呼びます。この結果を得るために、サイコロや目に入った数字などを使いますが、その偶然が未来を予言する、というのが易占いです。一見、偶然の結果と人の未来との間にはなんの関係性もないように見えますが、その間には
「共時性(きょうじせい)」という現象があるとされます。共時性とは
「2つのモノやコトの間にある偶然の一致は人の潜在意識などが関わって結びつけられており、その間には意味がある」という考え方です。つまり、
占う相手(相談者)の悩みごとと、占い師が用いる道具が導いた結果は互いに
連動し偶然の一致が成され、占いが当たるのだと考えられるということです。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
という日本のことわざを耳にしたことはありますか?このことわざの意味としては、占いは当たることもあるし、当たらないこともあるので、
占いの答えを信じすぎないでね、というもので、おみくじで大凶を引いたときや、占いの答えが良くなかった場合に使われます。
易占いは未来に対してメッセージを与えてくれます。そして、未来は「今」をどう過ごすかによって、刻々と変化します。易で悪い結果が出ましても、それを受け入れ、では災難を減らすために同行どうすれば良いのかを考えて下さい。
これが、易占いの本来の目的であり、とても不思議なことですが、
自分の潜在意識からのメッセージとも言われています。そして、
そのメッセージをただ聞き流すのではなく、どう行動するか、どう意識していくかが、幸運を呼び込む鍵となるんですね。
国作りに使われた易占いとは?
いつもありがとうございます。本日は、易占いについて・・・
今から約3500年前に中国で完成したと言われ東洋占星術の中心的な存在です。
実際の戦いで重宝されたり、、国家作りに大きな影響を与えたそうです。
易占の方法は50本の竹棒を使う筮竹法(ぜいちくほう)
3つサイコロを使う八面サイコロ法、6枚のコインを使うコイン法
64枚のカードを使うカード法でイーチンタロットとも言います。
易の基本思想は偶然の中に必然を見つけるということです。
偶然の結果と人の未来との間にはなんの関係性もないように見えますが、
2つの物や事の間にある偶然の一致は人の潜在意識などが関わって
結びつけられており、その間には意味があるのです。
つまり、相談者の悩み事と占い師が用いる道具が導いた結果は互いに連動し、偶然の一致が成されるのです。
もし、悪い結果が出ても、受け入れ、その災難を減らす為に
どう行動すれば良いか、どう意識していくかが、
幸運を呼び込む鍵を教えてくれます。